あさっての方向。

そこにある現実

網野君は、夢に真実を見る。 だが、それは夢でしかなく。 そして告白。 届きそうで届かない想い。 たった一つのファンタジーが物語を切なく包んでいる。 願い石は、本当は、誰のどんな願いを叶えたのか。 次回、最終回を心して待つ。

せつない夏の物語

「かしまし」の時の数倍の破壊力をもって、この物語は私の目の前に現れた。 単純に入れ替わるだけでなく、少女は女性に、女性は少女に。 一人の優しすぎる男を中心に、物語は始まった。 敬語で話す血の繋がらない兄妹。 優しさ故に決別された一人の女性。 三…