2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今週のファフナー

「不 あせり 在」 熱血ロボットとリアルロボットの共存の、 一番ありえない、一番悲壮な有り様を見た。 というかファフナーで笑うとは思わなかった。 世界観がシリアスであるがゆえに、 ダイゴウジガイ(山田)よりも、たちが悪い。 親父と息子の、漫画を通…

絢爛舞踏祭 最終回

「火星の夜明け マーズ・デイブレイク」 痛快、の一言である。 植民地支配のなんたるか、あるいは支配のなんたるか。 ファーストガンダムの時代から、 宇宙に場を移して、延々と語られるテーマである。 それを、風にのって軽やかにやってのけるのが、 絢爛舞…

今週の鉄人28号

「黒部の危機」 敷島よ、やはり自分だけで解決しようとしたのだな。 あなたはそう言う人だと思ったし、また、 あなたなら、並の事件はそうやって解決できただろう。 結果として、事件の本質を見誤ったのだろうな。 官房長官の言った「抑止力」という言葉。 …

今週のプラネテス

ギガルドさんのガンのことで悩むタナベ。 亡くした妻の遺品を独り黙って探すユーリ。 なんだかイライラしているハチマキ。 別れは悲しい。 それが、理不尽で唐突であれば尚更。 「感情がなんにもないんですよ」 俗に、胸にポッカリ穴が空いたようだ、と言わ…

忘却の旋律 最終回

「それでも旅立つ君の朝」 自然世界はゆっくりと変わる。 だが、人間世界はゆっくり変わるわけではない。 大きな指導力、大きな物理力、大きな戦争。 それらを契機として、一気に変わる。 人間は、ただひたすらに安定を望むがゆえに、 変革は、最後の最後ま…

忘却の旋律

警告。今日の忘却の旋律最終回は、野球延長の危険がアリ。 録画予約のタイマーを1時間長く設定することをオススメする。 または、リアルタイムでの視聴をオススメする。 ゆめゆめ、ご油断めさるな。 久方ぶりに、見届ける価値のある物語であるぞ。

鉄人28号

「生きていた敷島」 敷島博士、二度死ぬ。 クロロホルムさんは、ドイツの工作員か何かだったんだろうか? 大人は、大事な事のために、大事な事を忘れる。 子どもは、大事な事と分かっていても、大事な事を忘れられない。 そんなお話。 で、話の核となってい…

プラネテス

「心のこり」 若本先生万歳! ブルアァアアアア! 意味不明の絶叫はさておき、こむづかしく。 宇宙に生きる人々を、かなりリアルに描いているわけだが、 その中でも、宇宙線による被爆、そして白血病やガンというのが、 「本来居るべきではない場所に生きる…

SDガンダムフォース

とある美しい姫を愛するあまり、他の全てが見えなくなった魔法使い。 おとぎ話に良く出てくるタイプの悪役だが、 最近で言えば、つまり、ストーカーなわけだ。 我々は、感情の暴走とも戦わなければならない。 もちろん、抑制の暴走とも戦わなければならない…

忘却の旋律

「世界を貫く矢のように」 最終回の一つ前。 前回書き忘れたが、あの牛美少女たちについて。 つまりは、人間が「家畜」として「消費」されてるってことだと。 美少女でエロであるのに、まったくそう見えない。痛烈な風刺。 のほほんと平和に「搾取」されてい…

今週のファフナー

「分 すれちがい 解」 ここへきて、 「あなたはそこにいますか?」 関連の発言が続出している。 それをふまえて、こむずかしく。 目の前にいる人間は、自分とは違う場所にいる。 そう感じたときに人は、 「あなたはそこにいますか?」 という問いを投げかけ…

今週のレジェンズ

吠えた、そして笑った。 満身創痍のシロン。2・3週遅れているシュウ。 鈍感な奴とは、見ていて非常にもどかしいが、その分ドラマが生まれる。 なんら大義や理屈を言わず、ただ単なる直感で行動する主人公だからこそ、 その背後にある、大きな問題に対する…

今週のガッシュ

「ありがとうボクの王様 ミコルオ・バ・ゼガルガ」 泣いた。 サンデーの連載時に見て泣いたが、また泣いた。 ガッシュは、見ていてこみ上げるように涙が出てくる。 己の罪を、誰よりも強く思うがゆえに、世捨て人となり、 それでも、とりかえしのつかない罪…

今週のオンドゥル

ジョーカーが相川始になった理由。 相川始が人間に関心を持つようになった契機。 ヒューマンアンデッドが抵抗しなかった意図。 広瀬父とアンデッドもどきの目的。 謎は明かされたようでいて、さらに深まる。 でも、最大の謎は(現在の相川始=ヒューマンアン…

今週のデカマスター

ギャル、コギャルと呼ばれる人種は嫌いである。 否、ギャル、コギャルの中にも尊敬に値する人間はいるだろう。 私が嫌いなのは、ギャル、コギャルと言う概念が一般化するところの、 刹那の悦楽の為に、長期的視野に基づく自己の意思を持たない人間。 つまり…

今週の忘却の旋律

圏外圏編 ミトラノーム ということで、忙しくて見逃してるうちに、 ソロが「メロスの戦士がモンスターキングを倒すと、次のモンスターキングになる」 などと、私の予想そのままのことをのたまわったらしく、 あながち、わたしのこむづかしい予想も捨てたもの…

考えるな、感じろ!(苦笑)

安心のファシズム 〜支配されたがる人びと〜 ISBN:4004308976 を読んだ。文庫本なので、さっくりと。 忘却の旋律のベースにあるものとして私が何度も書いた、 「支配者に依存した人びと」 とまったく同じ題名だったからだ。 第1章にあたり、イラク人質事件…

新しいアルバイトとか、帰省とか、試験とかで、 まるまる1ヶ月停止していた日記。そろそろ再開しようと思います。知的財産とかエリートのあり方とか、いろいろこむずかしく。 ほとんどアニメの話だろうけど