2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧
「不 あせり 在」 熱血ロボットとリアルロボットの共存の、 一番ありえない、一番悲壮な有り様を見た。 というかファフナーで笑うとは思わなかった。 世界観がシリアスであるがゆえに、 ダイゴウジガイ(山田)よりも、たちが悪い。 親父と息子の、漫画を通…
「火星の夜明け マーズ・デイブレイク」 痛快、の一言である。 植民地支配のなんたるか、あるいは支配のなんたるか。 ファーストガンダムの時代から、 宇宙に場を移して、延々と語られるテーマである。 それを、風にのって軽やかにやってのけるのが、 絢爛舞…
「黒部の危機」 敷島よ、やはり自分だけで解決しようとしたのだな。 あなたはそう言う人だと思ったし、また、 あなたなら、並の事件はそうやって解決できただろう。 結果として、事件の本質を見誤ったのだろうな。 官房長官の言った「抑止力」という言葉。 …
ギガルドさんのガンのことで悩むタナベ。 亡くした妻の遺品を独り黙って探すユーリ。 なんだかイライラしているハチマキ。 別れは悲しい。 それが、理不尽で唐突であれば尚更。 「感情がなんにもないんですよ」 俗に、胸にポッカリ穴が空いたようだ、と言わ…
「それでも旅立つ君の朝」 自然世界はゆっくりと変わる。 だが、人間世界はゆっくり変わるわけではない。 大きな指導力、大きな物理力、大きな戦争。 それらを契機として、一気に変わる。 人間は、ただひたすらに安定を望むがゆえに、 変革は、最後の最後ま…
警告。今日の忘却の旋律最終回は、野球延長の危険がアリ。 録画予約のタイマーを1時間長く設定することをオススメする。 または、リアルタイムでの視聴をオススメする。 ゆめゆめ、ご油断めさるな。 久方ぶりに、見届ける価値のある物語であるぞ。
「生きていた敷島」 敷島博士、二度死ぬ。 クロロホルムさんは、ドイツの工作員か何かだったんだろうか? 大人は、大事な事のために、大事な事を忘れる。 子どもは、大事な事と分かっていても、大事な事を忘れられない。 そんなお話。 で、話の核となってい…
「心のこり」 若本先生万歳! ブルアァアアアア! 意味不明の絶叫はさておき、こむづかしく。 宇宙に生きる人々を、かなりリアルに描いているわけだが、 その中でも、宇宙線による被爆、そして白血病やガンというのが、 「本来居るべきではない場所に生きる…
とある美しい姫を愛するあまり、他の全てが見えなくなった魔法使い。 おとぎ話に良く出てくるタイプの悪役だが、 最近で言えば、つまり、ストーカーなわけだ。 我々は、感情の暴走とも戦わなければならない。 もちろん、抑制の暴走とも戦わなければならない…
「世界を貫く矢のように」 最終回の一つ前。 前回書き忘れたが、あの牛美少女たちについて。 つまりは、人間が「家畜」として「消費」されてるってことだと。 美少女でエロであるのに、まったくそう見えない。痛烈な風刺。 のほほんと平和に「搾取」されてい…
「分 すれちがい 解」 ここへきて、 「あなたはそこにいますか?」 関連の発言が続出している。 それをふまえて、こむずかしく。 目の前にいる人間は、自分とは違う場所にいる。 そう感じたときに人は、 「あなたはそこにいますか?」 という問いを投げかけ…
吠えた、そして笑った。 満身創痍のシロン。2・3週遅れているシュウ。 鈍感な奴とは、見ていて非常にもどかしいが、その分ドラマが生まれる。 なんら大義や理屈を言わず、ただ単なる直感で行動する主人公だからこそ、 その背後にある、大きな問題に対する…
「ありがとうボクの王様 ミコルオ・バ・ゼガルガ」 泣いた。 サンデーの連載時に見て泣いたが、また泣いた。 ガッシュは、見ていてこみ上げるように涙が出てくる。 己の罪を、誰よりも強く思うがゆえに、世捨て人となり、 それでも、とりかえしのつかない罪…
ジョーカーが相川始になった理由。 相川始が人間に関心を持つようになった契機。 ヒューマンアンデッドが抵抗しなかった意図。 広瀬父とアンデッドもどきの目的。 謎は明かされたようでいて、さらに深まる。 でも、最大の謎は(現在の相川始=ヒューマンアン…
ギャル、コギャルと呼ばれる人種は嫌いである。 否、ギャル、コギャルの中にも尊敬に値する人間はいるだろう。 私が嫌いなのは、ギャル、コギャルと言う概念が一般化するところの、 刹那の悦楽の為に、長期的視野に基づく自己の意思を持たない人間。 つまり…
圏外圏編 ミトラノーム ということで、忙しくて見逃してるうちに、 ソロが「メロスの戦士がモンスターキングを倒すと、次のモンスターキングになる」 などと、私の予想そのままのことをのたまわったらしく、 あながち、わたしのこむづかしい予想も捨てたもの…
安心のファシズム 〜支配されたがる人びと〜 ISBN:4004308976 を読んだ。文庫本なので、さっくりと。 忘却の旋律のベースにあるものとして私が何度も書いた、 「支配者に依存した人びと」 とまったく同じ題名だったからだ。 第1章にあたり、イラク人質事件…
新しいアルバイトとか、帰省とか、試験とかで、 まるまる1ヶ月停止していた日記。そろそろ再開しようと思います。知的財産とかエリートのあり方とか、いろいろこむずかしく。 ほとんどアニメの話だろうけど