2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

水戸のご隠居トランスフォーマー登場。 助さん格さんが、グルーヴィーなのがミスマッチで良い。 異常にスピーディなのも爽快である。 インフェルノの苦悩は続く。 メガザラックのように、完全にデストロンになってしまう恐怖。 サイバトロンとしての命を懸け…

今週の主役はエリザベス船長である。 かつての旧友との再会、昔話、そして緊急事態。 鉄の如き意志を持ち、傍若無人な船長も、かつては新人だった。 どこかの海賊船のクルーとして、ただ夢を見ていた。 責任ある立場に立つと、なかなか自由が利かなくなる。 …

「黒龍丸事件」 海底に沈む第3の正太郎。 そして、今川監督を知る人ならば過剰反応する単語「ビッグファイア」。 ……そして敷島博士。 物語は、激動する。 今回の海底でのカニ型メカを見て思った事。 ふざけた外観でも、その目的が邪悪であれば、やっぱり怖…

遺言の話。 たった一人、宇宙で生き、宇宙で死ぬことを選んだ宇宙飛行士の柩。 地球に帰ってきたのが遺志なのか、それとも不本意なのか。 たとえ宇宙であっても、たった一人で生きているわけがないだろうに。 宇宙で生きるということ自体、地球の多くの人々…

「天使じゃなくても持つ翼」 かのGAINAXが気合を入れていることもあり、音楽も素晴らしい。 狂ったように奏でられるヴァイオリンが特にお気に入り。 小夜子の兄が言った 「幸運な人間は努力する必要などない」 というのが、今回のテーマだろう。 その幸運を…

兄、頼光の死にふさぎこむ光。 その光に、前へ進む決心をさせたのは、羅生門でであった万歳楽であった。 というお話。 人の為に悲しみ泣くのは、生き残ったものができる唯一の供養である。 だが、それだけでは、死んだ人間と一緒に死んでしまったのと同じこ…

熱いマイトガインの中でも、かなり印象に残ったお話。 クローンによって、世界を恐怖に満たすために生まれた存在。 その存在は、自分がやがてどうなるかを知り、 幼心に自分の存在を消す事で、自分の尊厳を守る事を決意する。 こむづかしくひねくれるならば…

「テイク・オフ」 ガンザルディに会うためには、飛んで行くのがてっとりばやい。 でも輸送機は全て、シムカの支配下にある。どうする? 答えは盗む、でした。 ラグナのツッコミに感心したり、 とある人物の変装に爆笑したり、 「保険」に燃えたり、、、など…

またの名をオンドゥル。 風のごとき人(蜘蛛?)現るの巻。 こういう悟った人、道を知った人は大好きである。 剣崎に、義務感や使命感の源にある気持ちを気づかせたり、 橘に、睦月の危険な兆候を諭したり、 カリスを軽くいなしてみたり、 同じ「戦わない」…

「囚われのインフェルノ」 後半の盛りあがりに使われた、トランスフォーマーのアニメ絵に感動。 いずれ3Dも追いつく時が来るのだろうが、 やはり、積み重ねた技術は素晴らしいものだ。 サソリさんが完全にデストロンになってしまったのに続いて、 インフェ…

「叛乱 最強の海賊?」 頭脳明晰にして戦闘もプロ。 こんな嫁が欲しいと思う私は、不純だろうか。 エステルの属する民、オーヴァルウィッチは、 正義と正義の争いによって、母なる星を失い、 その高度な軍事技術を糧に流浪の民になったようだ。 まるでユダヤ…

「京都燃ゆ」 唐突だが、私も京都が好きで、嫌いだ。 東京も、好きで嫌いだが、歴史の重みが違う。 千年の栄華を、伝統文化として残した街。 戦争などなかったかのように、優雅にたたずむ街。 いつも割を食うのは、地方周辺で、 中央は最優先で保護される。 …

幸運河編「小夜子」 今回の共通テーマは馬である。 アイバーマシン勢ぞろいとニンジン。 ニンジン繋がりでついでにウサギ。 デキの良い兄とごく普通の妹。 デキの良い兄を自分の側に引き込み、 ごく普通の妹を相手の側に押しつけようとする両親。 全ては、せ…

第三幕「土蜘蛛」 土蜘蛛は大和王朝にまつろわぬ民であった。 ただ、それだけの存在であった。 それは劇中でも同じであったようだ。 酒呑童子という豪族もまた、そうであったはずだ。 だが、それは劇中ではそうではないようだ。 恐怖と酒(麻薬)で支配を広…

ディーノの父、語る。 誇りと独創と円満、地位と名誉と安定 どちらを選ぶのが正解なのか。 現在の所、その答えは前者が良いに決まっている。ということなのだが、 後者を手に入れて、それで上手くやっている人間は確実に存在する。 ただ、急激に後者を手に入…

「フルスロットル・エリート」 正義とか根性とかが大嫌いなエリート登場。 あの左手のスロットルが欲しい人は多いに違いない。 エリートは感情を押さえなければならない。 エリートには責任があるからだ。 エリートは、多くの人々の命運を背負っている。 だ…

大総統の予想通りのお姿に、かえって戦慄する。 原作でのあの場面が、こうやって再現されようとは。 この世界の軍は、最も利己的で最も暴虐である。 まるで、私達が教え込まれた戦中の日本軍である。 もちろん、その半分は嘘なのだが。 それを、まったくの実…

ウィングセイバーの過去(レーザーウェーブ)との別離。 そして、サソリの人の悲しき変貌。 ウィングセイバーとサソリの人の対比が、きっちり出ている。 心を自由にした者と、心を変えられた者。 あとは、仲間を持たない者の末路。 今となっては、レーザーウ…

「私、負けない」 一人だけで生き抜く、絶望的な事態で見えてくるのは、 自然の厳しさ、易しさ、素晴らしさ、そして、仲間の大切さ それは、サヴァイヴのテーマであり、 サヴァイヴらしくないこのお話が、実はサヴァイヴそのものとも言えるのだ。 自然から離…

万能の天才、グラムの人生初のスランプのお話。 何かに取り憑かれたかのような別人ぶりが、痛々しい。 命懸けの場所で戦う以上、最悪仲間を失うことはある。 問題は、それに引きづられて他の仲間まで危険にさらすことだ。 他のクルーはそこらへんが良く分か…

今週の鉄人28号

「不乱拳の弟子たち」 敷島博士が、近々大きな災いに出くわす、という噂を聞く。 それは、正太郎にとって、どれほど大きな事件であるか。 今回は、人工知能。 鉄人の頭脳となるべく作られた、意思を持った機会。 それを我が子として育てた、京都を憎む女性。…

新番組 プラネテス

既に漫画のころから、かなりの評判だったが、 あいにく読む機会が無かった。 宇宙が舞台なのに、変な話「地に足がついたお話」である。 国際連合の後身らしき組織や、相変わらずの紛争。 デブリの回収という仕事、さまざまな人間模様。 良きものに出会ったと…

不思議の海のナディア(再)

お気楽だったジャンが、 目の前で見殺しにされる知人を見て、 戦争の真実を知るお話。 実は、ナディアの中で一番印象に残った回でもある。 あの事態で、一番悪いのはガーゴイルである。 それは間違い無い。 問題は、 他にはだれも悪人がいない、ということだ…

今週のSDガンダムフォース

金太郎武者ガンダムこと、元気丸を説得しつつ、総集編。 小生意気なガキは、好きだが嫌い。 この矛盾した気持ちは、きっと矛盾ではない。 遠くで見てるぶんには、楽しい奴なんですが…… 振りまわされる四人が、実にコミカルで楽しい。 特に、爆熱丸の熱血バカ…

御伽草子

第2幕「貞光」 女たらしのロクでなし、登場。 生娘を土蜘蛛に差し出し、それによって村の平和を守る契約。 そう、これは「忘却の旋律」の現実版だ。 かつて、このような契約が実際に行われていたであろうことは、 民俗学の書物を紐解くまでもなく、各地の伝…

今週の仮面ライダー剣

またの名をオンドゥル アンデッドハンター部隊、狼男アンデッド、戦いがめんどくさいアンデッド 相変わらず悪巧みの吉永、相変わらず調子に乗ってる睦月 などなど、見どころが万歳である。 アンデッドハンターの最強のバイク開発について、 最初から信じきっ…

今週のデカレンジャー

「マッド・ブラザーズ」 エージェント・アブレラが、地球での商売をあきらめるほどの凶悪犯三兄弟登場 自分が仲間になれば、地球を見逃すという敵に対して、 ジャスミンの心は揺れ動く。 エスパーであるが故に、相手の強さが正確に分かってしまう。 そのせい…

今週の鋼の錬金術師

イシュバールにおいて再び集う兄弟と大佐一行。 明かされる戦争の原因。口封じをも兼ねたキメラ実験。 軍は、賢者の石を手に入れようとしたのか? その為に、特殊部隊に偽の任務で虐殺をさせたのか? 無抵抗の人々を殺すだけの大義は、どこにあったのか? ス…

今週のサヴァイヴ

海を行くオリオン号。 しかし、次々と船酔いに倒れていく面々。 残ったのは、ルナ・ベル・カオル・チャコのみ。 ベッドで苦しむ面々は、あのメノリまでもが、 「島に帰れないか?」と言い出す始末。 ハワードはいつもと変わらないので、どうでもよい。 一人…

今週の絢爛舞踏祭

キュベルネスに捕まったベステモーナ。 逆にキュベルネスを騙して、船を乗っ取ろうとするのだが、 そこに、キュベルネスを狙う金銀銅の兄弟海賊船が迫る…… 軍のやり方では、海賊には勝てない、と断言するキュベルネス。 実際に、軍のやり方で、バカ兄弟に勝…