「叛乱 最強の海賊?」
 
頭脳明晰にして戦闘もプロ。
こんな嫁が欲しいと思う私は、不純だろうか。
 
エステルの属する民、オーヴァルウィッチは、
正義と正義の争いによって、母なる星を失い、
その高度な軍事技術を糧に流浪の民になったようだ。
まるでユダヤの民を連想させる。だが、彼らは
自分を暴虐なる蛮族の被害者だと主張したり、
選民思想で誇りを維持したりしなかった。
ただ、己の技術にのみ誇りを持っていたようである。
地球人に比べ、桁外れの長生きなのも関係があるかも?
 
流浪の果てに、エステルは良い居場所を見つけた。
が、他のオーヴァルウィッチはどうだろうか?
 
そんな風に、こむずかしくひねくれる。