今週の鉄人28号
しょっぱなから、閑話
某所からの情報によると、今回の鉄人リメイクで鉄人があまり活躍しないのは、
TV局側からの枚数指定が、ロボットモノとしては、かなり厳しいからだそうだ。
よって、絵の動きのない人間ドラマがメインとなっているらしい。
閑話休題
超人間編完結。
ジョンソンの兄、ケリーは超人間に志願し、宇宙への夢を目指した。
だが「彼は動かなかった」
誰が見ても明かな失敗作であったのだ。
ケリーの失敗をもって、ドラグネット博士は超人間開発を封印したそうだ。
完全なマッドサイエンティストなんぞ、いやしないのだ。
全ては落雷によって偶然起動してしまったケリーの、
宇宙への夢、執念が引き起こしたことだった。
最期に、ケリーは宇宙を目前に散る。
正太郎が言うように、彼は一瞬でも夢を実現できたのだろうか、
それとも、無念だったのだろうか。
正太郎やジョンソンの推測は推測でしかなく、
その答えを知る、唯一の人物は宇宙よりも先の世界へ旅立ってしまった。
夢、挫折、暴走、そしてまた夢。
それは青春と呼べはしないだろうか?
2日経ってからだと、こむづかしく考へるのがむづかしい(苦笑)