万能の天才、グラムの人生初のスランプのお話。
何かに取り憑かれたかのような別人ぶりが、痛々しい。
 
命懸けの場所で戦う以上、最悪仲間を失うことはある。
問題は、それに引きづられて他の仲間まで危険にさらすことだ。
他のクルーはそこらへんが良く分かっている。
が、海賊になりたてで、恐らくは
「とりあえず上手く行く」という万能感を持っていたグラムには、
受け入れ難い現実だったのだろう。
まあ、ベスはちゃんと生きているんだが。
 
再会の時の、グラムの喜びとベスの怒りが、今から目に浮かぶ。
 
それにしても、「年の功」ってポイポイダーはいった何才なんだろう。