今週の爆裂天使

大阪の人間への強烈な偏見と異常な愛情により、
爆裂天使西の鷹編は、とんでもない盛りあがりを見せる。
 
おっちゃん刑事マサやんの死に直面する、妻子。
サイボットの襲撃を予測しつつも、だんじり祭を決行。
サイボットの投げた、だんじりの山車を頭突きで止める阿呆。
路頭に迷う娘に「現場百回」と一言だけの助言をする署長(組長)
西の鷹に召集されるレディース軍団の心意気。
熱い、まっとうに熱い。
爆裂天使で、こういった流れが見れるとは思わなかった。
 
個人が活気を持つ街。個人が街に愛着を持つということ。
近未来東京のアンチテーゼとして大阪は描かれている。
だから東京も大阪みたいになれ、ではないが、
東京ももっと違う方向性を持って良いし
故郷を持つ人は、もっと堂々と郷土愛を語って良いと思う。
 
それとも、郷土愛を気持ち悪いもの、変なものとして捉えているのか?
東京に憧れ、東京に出てくる人間は、そちらが自然かもしれない。
間違っているとは言わないが、私は同意できない考え方だ。
 
それはさておき、光る脳を今度こそ手に入れたようである。
RAPTが全ての黒幕であるように思うのだが、
もしや、その裏に更に大規模な組織があるのだろうか?
 
どうでもいいが、西の鷹、メカニックのおっちゃんに一目ボレか?
再登場を期待して待ちたい。