兄、頼光の死にふさぎこむ光。
その光に、前へ進む決心をさせたのは、羅生門でであった万歳楽であった。
 
というお話。
 
人の為に悲しみ泣くのは、生き残ったものができる唯一の供養である。
だが、それだけでは、死んだ人間と一緒に死んでしまったのと同じこと。
 
死んだものの想いを背負って生きていくべきじゃ、なかろうか。
 
私も、そう思う。