ガンソード

大きな物語とは

釈迦に説法つかまつる。 哲学上での、大きな物語、とは、神や理性などが 「全ての人を」導くとする思想のことを指す。 正確にはもうちょっと違うのだが、おおまかにそうだ。 大昔、神の御許への道こそが「たった一つの価値」であり 「全ての人」に当てはまる…

最終回

面白かった。 純粋な感想はさておき、一言、言っておかなければならない。 脚本や作画やバンクはこの際置いておこう。 ガンダムSEEDの彼らが胡散臭く、 ガンソードの彼らが清々しいのは、 今がそういう時代だからである。 ガンダムSEEDの彼らが輝いて見えた…

鉤爪の男考察2

ということで、続いて、最終回目前の今、出揃った情報を元に 鉤爪の男について考える。 狂信的な紳士、という予想は当たった。 唯一つ、紳士ではなく、老紳士だったことを除いて。 彼が老紳士であることには、必然性がある。 彼が目指すものが、「大きな物語…

鉤爪の男考察

ということで、考えてみよう。 まずは、第1話の時点での情報だけで考えてみる 片手が鉤爪の形状をしている ヴァンの花嫁を殺した ウェンディの兄を連れて行った 全話を通して名前が不明のままの鉤爪の男の、そのシンボルとも呼べる鉤爪。 連想されるのは、…